朝礼メッセージ 57 「柔軟に考える」ヨッシー

2025年6月17日 第57回

皆さん、こんにちは。
今日は「柔軟に頭を働かせましょう」というテーマで、お話しさせていただきます。

皆さんは、日常の中で「こうでなければならない」と思い込んでしまって、視野が狭くなってしまったことはありませんか?

私自身も、仕事や勉強の中で何か問題に直面したとき、「このやり方しかない」と思い込んでしまい、結果としてうまくいかなかった経験が何度もあります。

また、「こうすべき」「こうあるべき」といった無意識のルールに、自分を縛ってしまっていることも、少なくないのではないでしょうか。

でも、ほんの少し視点を変えるだけで、新しい可能性が見えてくることもあるのです。

思い出すのは、昔、私が牛丼屋の松屋でアルバイトをしていたときのことです。
ある先輩がこんなことを言っていました。

「柔軟な思考を日々意識することで、急な変化にも対応できる力が育つんだよ。」

その言葉が、今でも心に残っています。

今の時代は、変化がとても激しいですよね。昨日までの常識が、明日にはもう通用しない、そんなことも珍しくありません。
だからこそ、固定観念にとらわれず、物事を多面的に捉える力がとても大切になってくるのだと思います。

例えば、子どもたちは本当に柔軟な発想を持っています。
「これはどうしてこうなっているの?」と素直に疑問を持ち、ときには私たち大人では思いつかないようなアイデアを出してくれることもあります。

それは、彼らがまだ既成概念に縛られていないからこそ、できることなのです。

私たち大人も、こうした子どもたちのような柔軟性を、もう一度取り戻すことができたら――それがより良い判断や創造力につながっていくのではないでしょうか。

では、どうすれば柔軟な思考ができるようになるのでしょうか?

ひとつの方法は、「異なる立場から物事を見てみること」です。
自分とは違う意見を持つ人と話してみる。いつもと違うやり方を、あえて試してみる。あるいは、知らなかった分野に触れてみる。

そうした小さな挑戦の積み重ねが、思考の幅を広げてくれるきっかけになります。

日々の生活の中でも、そして仕事の中でも、「なぜ?」という問いかけを大切にしてみてください。
「昔はこうだったから」ではなく、「今、なぜそうなっているのか?」
「なぜ今、それが必要なのか?」

こうして固定概念を少しずつ手放して、「柔らかい思考」を意識することで、もっと軽やかに、前向きに、進んでいけるようになるかもしれません。

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Luke工場長

(株)アサヒ Jキルトファクトリー
千葉県野田市にあるキルトの工場の工場長です。
会社を善くしよう。やりがいのある仕事を、社会に役立つ商品を!
と日々奮闘しながら、素晴らしい仲間と共に仕事をしています。

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