朝礼メッセージ 70「良い関係が、強い職場を作る」K課長

2025年7月2日 第70回

今日の心がけは、「自社の強みを活かしましょう」でした。

皆さんは、「自分たちの職場の強みって何だろう?」と考えたことはありますか?
たとえば、商品の品質が高い、納期をしっかり守る、対応が丁寧、いつも笑顔で挨拶ができる――。
どれも立派な“強み”です。

でも、どんなに良い商品をつくっていても、どんなに作業の段取りが整っていても、人間関係が悪くなってしまうと、職場の雰囲気は一気に暗くなってしまいます。そして不思議なことに、その雰囲気は、工場を見学に来たお客様にも自然と伝わってしまうものです。

逆に、スタッフ同士が自然に声を掛け合い、笑顔が行き交う職場は、それだけで魅力的に映り、お客様にも安心感を与えることができます。
「なんだかいい会社だな」「ここに任せたいな」と思っていただける、そんな雰囲気も立派な“強み”なんです。

ただし、ここでひとつ注意したいこともあります。

人間関係が良すぎるあまり、馴れ合いの空気になってしまい、仕事への緊張感や責任感が薄れてしまうケースもあります。
「まあ、このくらいでいいか」「誰かがやってくれるだろう」といった“甘え”が積み重なれば、やがてミスやトラブルにつながってしまいます。

つまり、「良い人間関係」とは、ただ仲が良いだけではなく、互いに高め合い、必要なときには遠慮せずに指摘し合える、そんな関係のことだと私は思います。

私たちの会社にも、きっと他にはない“強み”があるはずです。
それは「製造力」かもしれませんし、「お客様への対応力」かもしれません。

でも、それらを根底で支えているのは、やっぱり「人」であり、「チームワーク」なんですよね。

職場の雰囲気をつくるのは、誰か任せではなく、自分自身です。
良い関係、良い雰囲気が、結果的に会社の強さへとつながっていきます。

今日一日、「自分たちの強みは何か?」「その強みをどう活かしていくか?」を考える時間を、少しだけ持ってみませんか?
そして、そのために必要な人間関係とは何か――それも一緒に考えてみてくださいね。

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Luke工場長

(株)アサヒ Jキルトファクトリー
千葉県野田市にあるキルトの工場の工場長です。
会社を善くしよう。やりがいのある仕事を、社会に役立つ商品を!
と日々奮闘しながら、素晴らしい仲間と共に仕事をしています。

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