朝礼メッセージ 74「もったいない をありがとうへ」ヨッシー

2025.7.7 第74回

食品を有効活用しましょう

今日は「食品を有効活用しましょう」というテーマでお話ししたいと思います。

私たちが日々、何気なく口にしている食べ物。
スーパーで買い、冷蔵庫に入れ、調理し、食べきれなかったら捨ててしまう。
そんな何気ない行動の中に、実はたくさんの「もったいない」が隠れていることに、どれくらい気づいているでしょうか。

先ほどの職場の教養にもありましたが、日本では年間約472万トンもの食品ロスが発生しているそうです。
この量は、東京ドームにして約4個分に相当します。ちなみに、越谷のレイクタウンの敷地面積が東京ドーム約3個分とのことなので、想像するとその量の多さに驚きますよね。

では、私たち一人ひとりにできる「食品の有効活用」とは何でしょうか?

まずは、買いすぎないことです。
特売につられてつい余分に買ってしまい、結局食べきれずに捨ててしまう――これはとてももったいないことです。
「必要な分だけを、計画的に買う」ことを心がけましょう。

次に、食材を使い切る工夫です。
たとえば、野菜の皮や茎、出汁を取ったあとの昆布やかつお節など。
一見、捨ててしまいがちな部分でも、工夫次第で立派な一品になります。
最近では、ネット上に「リメイクレシピ」や「もったいない料理」がたくさん紹介されていますので、ぜひ参考にしてみてください。

また、冷凍保存を活用することも有効です。
余ったご飯やカットした野菜を冷凍しておけば、忙しい時にも役立ちますし、食品ロスの防止にもつながります。

私自身、家では冷蔵庫の中の「見える化」に取り組んでいます。
奥にしまい込んで忘れていた食材を減らし、今あるものをきちんと使い切るように意識する。
結果として、食費も抑えられ、環境にも優しく、気持ちもスッキリします。

食品を無駄にしないということは、経済的なメリットだけでなく、
その食材を育て、漁をし、運んでくれた人たちへの感謝の気持ちを形にすることでもあります。
農家の方々、漁師さん、物流を支える皆さん――多くの人の手を経て、私たちの食卓に食べ物が届いているのです。

そして最後に、食品を大切にすることは、地球環境の保全にもつながります。
廃棄物を減らすことは、ゴミ処理にかかるエネルギーを抑えることにもなります。
小さな一人ひとりの行動が、やがて大きな変化となって、未来を守る力になるのです。

皆さんも、今日から「食品を有効活用する生活」を始めてみてはいかがでしょうか?

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Luke工場長

(株)アサヒ Jキルトファクトリー
千葉県野田市にあるキルトの工場の工場長です。
会社を善くしよう。やりがいのある仕事を、社会に役立つ商品を!
と日々奮闘しながら、素晴らしい仲間と共に仕事をしています。

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