第5回 2023年2月16日
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「要は見方の問題だ!」
by マスター ヨーダ(SWより)
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「見方を変える」、見方とは英語では 「Point of view」ですが、そうなんです。自分を支点として、自分の目に映る景色のことです。これがとっても曲者なんです。
言葉にすると面白い「自分の見方が曲者だ」とそのとおりで、自分の見方というのはだれしもしっかり見ていると思っているし、まっすぐ見ているつもりです。でもそれぞれに少しづつ「曲がっている」。つまり癖があるんです。
その癖というのが、湾曲しているところが景色をゆがめてしまっていることが結構あるってことです。
だから私たちがなるべく公平に、客観的視点を持つためには、
まず、自分の曲がり具合の把握と同時に「他視点的観察の癖」が重要になります。
そんなに難しくない事から始めます。それは自分の最も身近な人の意見を素直に聞いて記録を取ることです。例えば奥さんや旦那さん、恋人でも付き合いたてではなく長く一緒にいる人、両親でもいいでしょう。そういう人の自分に対する総評は聞くに堪えないことがありますが、そこにこそ真実が隠されているのですよ~
もう一つは、いつもは敬遠しがちな「自分とは価値観が合わない人」の視点を借りることです。
意見が何時も合わない人、好みも合わないし、見ているところも違うっていう人いますよね。ただし、サイコパスや反社会的な人はやめた方がいいと思いますが、そうでなければ彼らの意見は私たちの当たり前を越えて、違い世界観に導いてくれます。
実はこうした取り組みこそが私たちのそれまで決めつけていた「自分の容量」を広げてくれるきっかけになります。
だれしも私たちは「自分ってこういう人間」って人生のどこかの時点で決めてますよね。
でもそれって全然違って、実はポテンシャル的にはもっとデカいし、深い。もっとできるんですよ。でも決められた24時間の時間のなかで活動できる12時間程度のうちに、地域社会の囲いの中でいつの間にか矮小になってしまうんです。
でもすぐ隣で全く違う物の見方で世界を見ている人の視点を借りると、自分の視点との乖離の分だけ世界の広がりを感じることができます。
それと同時に、自分にとっては超えることのできない高い壁に感じている現実の「問題」も実は3次元的な「側面」があるってわかります。その大きな壁は実は厚さが3cm程しかなかった・・・殴れば割れる岩・・・ってなこともあります。見方を変えると世界は違って見えてきます。
あなたのその苦しみも、見方を変えるとあなたを死に追いやる力はないのかもしれません。

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組織変革に着手するのに必要な能力
それは「問題解決力」!
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何か大きなことをしようと思ったら、人に必要とされる人になろう!
人を動かす力にはいろんな種類がありますが、例えばお金の力や権力、あまりよくないですけど暴力っていうのもありますよね。要するに恐怖ですよ。
その中に精神的な原動力、感動や信頼、尊敬や羨望?的なついていきたくなる思いってありますよね。そういう力って動かされた人も幸せにすることができる可能性が高いんです。
そんな人って一部のカリスマだけでしょ!才能豊かなひと、特別な人だよ!
ってそうなんですよね。でも、安心してください。そんな人類の数パーセントしかないない特異な存在にならなくても、精神的に人を引き付ける力は身に着けられます。
それが、「人に必要とされる」ってことです。これは簡単な想像は便利屋さんです。
お年寄りができないデンキの交換やDIYのお手伝い。それを商売にするのが上手いなと思いますが、そこにとどまらないとおもいます。ビジネスはこの相似形です。
そして、人に必要とされる最大の特徴は「問題解決能力」です。
大きなトラブルのないルーティーン作業をこなすのは、結構誰でもできますし、ぶっちゃけAIとロボットとの組み合わせでも結構できるんじゃないですかね?
でも、トラブルシューティングや問題解決はケースバイケースが多く、データの少ない中で創造的な活動をすることが多いです。また、あなたの得意な能力を生かして向き合うことができるという「個性を活かす」ことも可能です。
そして何より、感謝されます。そして、解決してもらった人はあなたに好意を感じるでしょう。
だからこそ、問題解決能力を高めることが、実は地味ですが人を動かす第一歩になるんです。
大きな変革の前にこの活動を積み重ねが大切です。