朝礼メッセージ 82「それ、本当に本当?」K課長

2025.7.16 第82回

今日の心がけは
「情報リテラシーに関心を持ちましょう」
というテーマでした。

この言葉を読んで、改めて「情報リテラシー」の大切さに気づかされました。

私たちは毎日、テレビ、新聞、インターネット、SNS、そして職場や家庭の会話の中で、実に多くの情報にさらされています。
でも、そのすべてが“正しい情報”とは限りません。

むしろ、今の社会は「誰でも、どこからでも、簡単に情報を発信できる時代」。
だからこそ、その情報をどう受け取り、どう判断するかが問われる時代でもあるのです。

たとえば、こんな経験はありませんか?

「○○さんがこう言ってたよ」と誰かが話す。
その内容に少しでも感情が乗っていたら、聞いた私たちは、事実よりも“印象”で判断してしまいがちです。

そして、それがまるで「真実」であるかのように、他の人に伝えてしまう。
それがどんどん拡散されていくうちに、誰かを傷つけたり、信頼を失うことにつながってしまう。

だからこそ今、求められているのが「情報リテラシー」なのです。

情報を正しく読み取る力。
うのみにせず、一度立ち止まって考える力。
そして、「これは本当に正しいのか?」と疑問を持つ習慣。

それらはすべて、感情に流されずに“冷静に見極める力”につながります。
それが、自分を守り、周囲とよりよい関係を築く力になるのです。

情報リテラシーが高まれば、
・無駄なトラブルを避けられる
・人間関係の信頼が深まる
・正しい判断で行動できる

その反面、情報リテラシーが低いと、
・誤情報に踊らされて失敗したり
・「あの人は信用できない」と評価を落とすことにもつながります。

じゃあ、どうすれば鍛えられるのか?

それはまず「疑ってみること」から。
すべてを否定するわけじゃありません。
ただ「この情報、本当かな?」と一度、自分の中で立ち止まってみる。

特にSNSでは、見出しだけで判断せず、
・発信元は信頼できるか?
・他の情報と照らし合わせて矛盾はないか?

そして、身近な会話でも、
「それって本人から直接聞いた話?」と、
確認するだけでも印象は変わります。

情報リテラシーは、ただのスキルではありません。
それは「思いやり」のかたちでもあるのです。

誰かを守るために。
自分の信頼を守るために。
正しい情報をもとに行動する──
その意識が、これからの社会で生きていく私たちの“力”になるのだと、改めて感じました。

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Luke工場長

(株)アサヒ Jキルトファクトリー
千葉県野田市にあるキルトの工場の工場長です。
会社を善くしよう。やりがいのある仕事を、社会に役立つ商品を!
と日々奮闘しながら、素晴らしい仲間と共に仕事をしています。

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