2025.7.28 第88回
今日は「何事にも積極的に取り組みましょう」というテーマで、お話させていただきます。
皆さんはこれまでに、「これは自分には無理そうだな…」とか「誰かがやってくれるだろう」と、つい一歩引いてしまった経験はありませんか?
私自身にも、そうした経験が何度もあります。
でも、振り返ってみると、消極的だったときほど“成長のチャンス”を逃していたように感じるのです。

積極的に行動するというのは、決して目立とうとすることではありません。
「まずはやってみよう」と一歩を踏み出すこと。
その小さな行動が、自分の可能性を広げ、周囲からの信頼を得ることにもつながっていきます。
たとえば、職場でのちょっとした場面でもそうです。
頼まれていないけれど「何か自分にできることはないか」と周囲を見渡してみる。
「ここ、改善できるかも」と気づいたことを上司や同僚に提案してみる。
そういった姿勢が、チーム全体の雰囲気を良くし、職場の活性化にもつながっていきます。
もちろん、積極的に動けば失敗もあります。
でも、何もしないでいるより、失敗を通して学びながら前に進む方が、はるかに価値があります。
挑戦した経験は、必ず自分の力になります。
また、自ら仕事を探して動く人、わからないことをすぐに聞ける人は、自然と周囲の信頼を得ていきます。
最初はうまくいかなくても、場数を重ねるうちに、気づけば「頼られる存在」になっているはずです。
積極的な姿勢は、自分自身のモチベーションにもつながります。
受け身でいると「やらされている感」が強くなりますが、
自分で選んで動いていると、達成感ややりがいも感じやすくなります。
無理をする必要はありません。大きなことに挑戦しなくても構いません。
「おはよう」と自分から声をかける、
「やってみましょうか?」と一言添える。
そんな小さな積極性の積み重ねが、やがて大きな成長や成果につながっていくのです。

最後にお伝えしたいのは、
**「積極的に動くことは、自分を大切にすることでもある」**
ということです。
挑戦する人だけが、自分の可能性を広げることができます。
皆さんの中にある「やってみようかな」という気持ちが、今日、ほんの少しでも前に出てくれたら嬉しく思います。