2026.1.6 第165回
「冬籠り」という言葉がありますが、哺乳類が穴などで冬を越すのを「冬眠」、爬虫類などの変温動物が冬を越すのを「越冬」と呼びます。
哺乳類のクマは、夏から秋にかけて蓄えた体脂肪を頼りに、冬の間は何も食べずに眠ります。驚くべきことに、妊娠しているメスのクマは、その絶食状態で出産し、授乳まで行うそうです。 一方でリスなどは、冬が来る前に木の実を蓄え、冬の間も1〜2週間に一度は目を覚まして、食事や排泄をしながら冬を越します。

人間には冬眠はできませんが、医療の現場では、複雑な手術において「人工冬眠」が可能になれば、大きな進歩に繋がると期待されているそうです。
冬の厳しさは、あらゆる生き物にとって、命を繋ぐ術(すべ)を得るために乗り越えなければならない「壁」なのかもしれません。
これを私たちの仕事に置き換えてみると、これから迎える冬の繁忙期は、非常にタフな期間となります。体力的には春に向けての充電期間……とはいかないかもしれませんが、自身の能力を一段引き上げるために「越えていくべき壁」だと捉えています。
今年も間もなく繁忙期に突入します。この冬の経験が、また一つ自分たちの進歩に繋がると信じて、全員で一歩ずつ進んでいきましょう。





