2026.1.8 第167回
「一年の計は元旦にあり」と言いますが、私の小学生時代、冬休みには「一年の目標を筆で書いてくること」という宿題が毎年出されました。子供心に少し意地悪な宿題だと思いながら、渋々決意表明はするものの、まず続きません。一月が終わる前に挫折することも珍しくありませんでした。宿題だからと「やらされる決意」では、空回りするのは当然のことだったのでしょう。

社会人になってからは、自らの意思で「今年こそは!」と本気で決意するようになりました。しかし、それでも三日坊主で終わってしまうことが何度もありました。身の丈に合わない大きな目標を掲げすぎると、継続という壁は途端に高く、険しいものになります。
だからこそ、目標に向かって「一歩を踏み出す」という現実的なアプローチが重要なのだと感じます。かつて「小さなことからコツコツと」という言葉がありましたが、まさに真理です。「挨拶を大切にする」「机の上をきれいに保つ」「相手の話を最後まで聞く」。こうした当たり前のことを一つひとつ着実に実践していくことが、実は何よりも大切なのです。
40年ほど社会人を経験し、多くの「仕事ができる人」に出会ってきましたが、彼らの共通点は、こうした「当たり前」を当たり前に実践し、さらにそれを「継続」できることでした。
小さな実践の積み重ねはやがて大きな信頼となり、自分自身の確かな成長へと繋がります。新年にあたり、私も改めて日々の「小さな一歩」を大切にしていこうと思います。皆さんもぜひ、今日から自分なりの「成長への一歩」を踏み出してみてください。





