朝礼メッセージ 169「”小さな積み重ね”の教訓」K課長

皆さんも一度は「千里の道も一歩から」という言葉を聞いたことがあるでしょう。これは中国の古典『老子』に出てくる言葉で、どんなに長く遠い道のりも、最初の一歩を踏み出さなければ決して目的地にはたどり着けない、という意味です。

逆に言えば、どんなに小さな一歩でも踏み出し続ければ必ず前に進んでいるということ。つまり、大きな成果や結果は、必ず小さな行動から生まれるという教えです。

また、これによく似た言葉に「継続は力なり」があります。こちらは日本で広く使われるようになった言葉ですが、その意味は非常に実践的です。特別な才能や一気にやり遂げる力よりも、続けることそのものが力になるという考え方です。特に製造現場では、この言葉が当てはまると強く感じます。

しかし、分かっていても継続するのは難しいものです。継続できないときに使われるのが「三日坊主」という言葉ですね。この言葉の語源は、修行に入ったお坊さんが、あまりの厳しさに耐えきれず三日ほどで寺を出てしまったことから来ています。最初はやる気満々でも、なかなか続かない。これは誰にでもあることだと思います。私自身も、仕事でもプライベートでも続かなかった経験は何度もあります。

ただ、たとえ三日坊主で終わったとしても、その「失敗」は決して無駄ではないと前向きに考えてください。三日で終わったとしても、なぜ続かなかったのか、やり方が合っていなかったのか、目標は適切だったのか、といった点を振り返ることで、次のやり方を変えることができます。

これは製造現場でも同じです。一度のミスや不良で落ち込んだり、自分を責めすぎたりする必要はありません。大切なのは、そこから何を学び、次にどう活かすかということです。

「昨日より1枚でも多く製造することを意識する」「昨日より確認する項目を増やす」。

その小さな積み重ねが、品質や安全、そして信頼へとつながっていきます。

今日一日で大きく変わる必要はありません。いきなり完璧を目指す必要はないのです。昨日より少しだけ丁寧に、少しだけ意識を高く持ち、昨日より一歩前へ前進してください。

今日の心がけにある「小さな積み重ねを大切に」という言葉を意識して、皆さんで一緒に安全で良い職場環境をつくっていきましょう。

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Luke工場長

(株)アサヒ Jキルトファクトリー
千葉県野田市にあるキルトの工場の工場長です。
会社を善くしよう。やりがいのある仕事を、社会に役立つ商品を!
と日々奮闘しながら、素晴らしい仲間と共に仕事をしています。

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