2026.1.15 第170回
誰しも若い頃は、格好や見栄えばかりを気にして、目に見えない部分への配慮が欠けていた経験があるのではないでしょうか? しかし、多くの経験を積む中で、表面的な華やかさだけでなく、その裏側にある「見えない部分」こそが、物事の本質や信頼を形作るのだということが見えてくる。そんな経験を、皆さんも少なからず持っているはずです。
それは仕事においても、全く同じことが言えると思います。 私たちはとかく、目に見える成果や華々しい功績にばかり注目しがちです。ですが、本当に価値のある仕事というのは、その成果の陰にある「多くの人々の目立たない努力」や「細やかな気配り」に支えられているものです。

例えば、資料作成のちょっとした手伝い、会議室の準備、さりげない声かけや情報共有……。これらは決して派手な作業ではありません。しかし、その一つ一つが積み重なることで、チーム全体のパフォーマンスが押し上げられているのです。
私もこれまで多くの仕事を経験してきましたが、成功の裏には必ず、地道に支えてくれた同僚や上司、先輩や後輩たちの存在がありました。その存在に気づき、心から感謝の気持ちを持つことで、私自身の仕事の質もまた高まっていったと感じています。
こうした「見えない支え」に目を向けられるようになること。それこそが、真の職人(プロフェッショナル)への第一歩なのではないでしょうか。
役者の世界には「名脇役なくして名優は育たず」という言葉があります。 主役である皆さんを支えてくれている「名脇役」が、職場には必ずいるはずです。改めて周囲の仲間の顔を見渡してみてください。普段はあまり言葉を交わさなくても、皆さんの仕事が円滑に進むよう、陰で動いてくれている人がいませんか?
そんな仲間に心の中で感謝を伝えるだけでも、皆さんの仕事、そして職場の雰囲気はより豊かなものになっていくはずです。 明日からいよいよ繁忙期体制。さらに忙しい日々が続きますが、周囲への感謝を忘れずに、全員でこの波を乗り切っていきましょう!





