朝礼メッセージ 173「信頼を築く”あいづち”の魔法」K課長

「今日の心がけは『傾聴を意識しましょう』でした」

仕事をしていると、どうしても「話す力」に注目が集まりがちですが、実はそれ以上に大切なのが「聴く力」ではないでしょうか。

人は、自分の話を最後までしっかり聴いてもらえたと感じたとき、深い安心感と相手への信頼を抱くものです。逆に、話を途中で遮られたり、生返事で流されたりすると、「この人は向き合ってくれていない」と感じ、心の距離が空いてしまうこともあります。

特に職場においては、この「聴き方」ひとつで仕事の質が大きく変わります。現場の声にじっくり耳を傾けることで、小さな困りごとや異変にいち早く気づくことができ、それがミスを未然に防ぐヒントや、改善の種になることも多いのです。

これは上司と部下の関係でも同じことが言えます。部下の話を聞く際、「なぜできなかったのか」と責める前に、「どこがやりづらかったのか」と状況を聴く。そうすることで、表面化していなかった本当の課題が見えてくるはずです。また、部下の側からも「今こういう状況ですが、どう思われますか?」と問いかける形で相談することで、より建設的な会話へと繋がっていくでしょう。

誰にでも、今日からすぐにできる「信頼を深める聴き方」があります。それは、適切な「あいづち」を打つことです。

「なるほど」「そうなんですね」といった一言があるだけで、相手は格段に話しやすくなります。難しいテクニックは必要ありません。まずは相手の話を途中で止めず、あいづちを打ちながら最後まで聴き切る。これだけで、相手に「尊重されている」という実感を届けることができます。

このように相手の話を受け止めながら聴く姿勢は、心理学では「バックトラッキング」と呼ばれ、営業やカウンセリングのプロも大切にしている技術だそうです。

私たちは一日のうち、話すよりも聴いている時間の方が長いと言われていますが、実際には「聴きながら、次に自分が何を話そうか」と考えてしまっていることが多いものです。

だからこそ、ほんの少し意識して「最後まで聴く」「あいづちを打つ」。この二つを実践するだけで、周囲からの信頼は劇的に変わるはずです。今日から、目の前の人の言葉を丁寧に受け止めてみませんか。

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Luke工場長

(株)アサヒ Jキルトファクトリー
千葉県野田市にあるキルトの工場の工場長です。
会社を善くしよう。やりがいのある仕事を、社会に役立つ商品を!
と日々奮闘しながら、素晴らしい仲間と共に仕事をしています。

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