朝礼メッセージ 16 「伝えるときは、一文で」

第16回 2023年8月7日

先日は、話をよく聞く・・・黙れ!ってことを話ししましたけど、今回は、伝える側の問題です。

皆さん伝えよう!って力むと、ついつい話が長くなったり、いらないことをいっぱい喋ったりって経験ありませんか?伝えようと思って、逆に伝わらないってことは結構あります。その原因の一つは「要点が明確になっていない」ことにあるんです。

要点をまとめるっていうと、皆さん「むり〜私頭悪いし!」って感じに腐ってませんか?私が心がけているのは「一文」にするってことです。

一文って何?日本人なのに聞きますそれ!?

一文とは「〜は・・・だ。」ということです。だから簡潔なんです。主語について、どうであるっていう状態とか変化とか意味とかを明確にするってこと。だからそれだとどんな複雑な状況でも相手がパッと一瞬で理解できるんです。

もう一つの問題は「感情」です。皆さんご存知、会社を辞める1番の原因は、人間関係のトラブルです。そしてその人間関係のトラブルは大抵、この感情の問題が発端になっています。

だから、解決策は伝える時に「感情を乗せない」ってこと。乗せなくてはいけない時もあります。それはモチベーションに関わる場合や、ベクトルを合わせる時なんかは必要ですが、それ以外はあまり必要ないと思います。伝わりにくくなる原因の方が多いと思うんです。

だから無駄に感情を乗せずに、一文で伝える。それ以外で感情を載せればいいと思いますよ。

「この機械は危険です」・・・え!?危ないの?どこが?・・・

「だから、緊急停止スイッチはここにある」・・・なるほど!大切なことだ・・・

てな感じです。そうしていくことで、気持ちの良い職場環境ができていくんだと思いますし、これを積み重ねると、いつの間にかマニュアル的なものができていますよ。

Luke工場長

(株)アサヒ Jキルトファクトリー
千葉県野田市にあるキルトの工場の工場長です。
会社を善くしよう。やりがいのある仕事を、社会に役立つ商品を!
と日々奮闘しながら、素晴らしい仲間と共に仕事をしています。

おすすめ記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です