朝礼メッセージ 28 「終わりを想定して働く」

第28回 2023年10月25日

はい皆さん、あなたの「仕事」はいつか必ず引き継ぎます!!

急に何!?って思うかもしれないですが、これは歴とした事実です。必ず誰も平等にある「会社を辞める」っていうことです。いつか必ず辞めるんですよ。どんなに優秀でねぇ、どんなにずっとこの会社にいようと愛社精神のすごく強い人であっても、年齢には勝てません。

みんな平等に来るのは「退職」と「死」ですよね。必ず死ぬんだこれが。死なないっていっていう人はいない思いますよね。そして、いつかは必ずその仕事を誰かに引き継がなきゃいけないということです。皆さん毎日毎日目の前の仕事一生懸命やってるんで頭からすっと離れていることだとは思います。別にそれでいいと思いますけども、たまに思い出してください。いつかはこの仕事誰かに引き継がなきゃいけないってことを。

そして、その時にそれが引き継ぎ可能な仕事になってるかが、とても大事なことだと思います。そして引き継がれた人が、それを見てそれを聞いて、為になる!勉強になる!なって言う・・・そんな自分の経験、記録になるように心がけていただきたい。

皆さんももしかしたら聞いたことがあるかもしれないエピソードですけどね。あのお母さん子供がまだ小さい3歳位なので、癌を患っても余命3年です。そんなストーリー・・・聞いたことありますよね?

その子供が5歳の誕生日の時に10歳の時に20歳になった時にって言うふうに手紙を書いてプレゼント用意したりビデオレター用意したりして、そしてとうとうお母さん亡くなってしまうんです。子供がその年になったときに、父親からもらってそれを見て感動するんです。そしてお母さんがどんな人なのか、どんなに自分を愛していたのか、そしてあまり知らないはずのお母さんのことを尊敬し、感謝する・・・まぁそれは悲しい話だと思いますけどでも、現実だと思います。

自分がいなくなってもその仕事がきちっと継続されて、それを例えば見た人、その発注書読んだ人が、なるほど!こういう作り方してたんだ。こういうとこ悩んで、こういうことを決めたんだっていうのがわかるような形になってれば、次の人が必ず、「素晴らしい先輩だな」って思ってくれると思います。そういう想像をしながら、ただの自分のメモじゃなくて、次の人は必ず見るんだと思って、発注書にメモ書きをする製造依頼書を完成させてファイルに入れることを心がけていただきたいと思いますね。

これはまたちょっと余談ですけど身の回りの整理整頓は必ずしましょう。その日1日仕事が終わったら必ずきれいにピカピカにとまでは言わないですから整理整頓できるように。次の日自分が行けなくてもね。その場所に座っても仕事はぱっぱできるような状態作るのが組織としてはとても良いと思います。そして皆さん何かあったときに感謝されると思います。そういうことが心がけながら、今日1日仕事またお願いします。

Luke工場長

(株)アサヒ Jキルトファクトリー
千葉県野田市にあるキルトの工場の工場長です。
会社を善くしよう。やりがいのある仕事を、社会に役立つ商品を!
と日々奮闘しながら、素晴らしい仲間と共に仕事をしています。

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