朝礼メッセージ 34 「物との付き合い方」

2024年6月12日 第34回

はい。私は、子供が鉛筆を小さくなるまで使い、捨てる時「バイバイ」という。ものを大切に扱うことを示唆する文章読むと、2つのことを思います。

1つは、やっぱ子供にも学ぶことがあること。純粋無垢な子供だからこそ気付く、ものありがたみ、 別れの痛み方ってのがあると思いますよね。大人はね、ぺって捨てますからね。また買えばいいやってね。特に自分で稼ぐようになると、人って物を大事にしなくなりがちの部分もありますよ。やっぱり自由に買えるっていう部分大きいかな。

子供の時どうだったでしょうか。皆さん。お小遣いがあったのかな。分かりませんけども。やっぱりこう自由にならないんで、買えるものも少ないし、少ないものをやりくりしながら使わなきゃいけない。
それなので大事にしようって自然と思うことができるのだと思います。そういう思いが今あるかな?というところをちょっと考えてみていただきたい。
またね。振り返って考えると、親が与えてくれたものって意外と大事にしてなかったかもしれないとは思いませんか?

ですよね。ポンと放り出してしまったり、後片付けしてなかったり。でも逆に自分で買ったものは大事に使うっていうことが多々あると思います。そういう側面も確かにあります。
だから、会社のモノってのが意外と大事にされないっていう悲しい現実がありますよ。
皆さん思ってください。自分が使ってるものは会社のモノなのですけど、皆さんの大事なもの1つと思ってもらいたいですね。大事に長く使ってもらえればと思います。

1番大切にしている行動は、は元あった場所に戻す。これね、絶対ルールなのでやりっぱなしにしないように気を付けてください。
昔は言ってましたよねえ。「やりっぱなしは何もしないのにまだ悪い」と。仕事やったんだからいいでしょっていうのはちょっと違うんだよね。やりっぱなしっていうのは、どうしても後片付けする人が必要になっちゃうんで、 2倍の労力が必要になります。よくよく気を付けて。後片付けは必ずする!これが大切です。

2つ目は、はやっぱり「物に対する執着」。いい意味で大事にするってことは大事だと思いますけども、昔なかったことを思い出してくださいって言われた時に、皆さんどうです。30年前スマホなんかなかったでしょ?
では、50年前は?いないない人がいっぱいになっちゃうけれど、そもそも電話なんてみんな持ってなかったよねっていう話ですよね。

それだけ皆さんの生活は今、便利になっていますよね。いろんなことが、やりやすくなっている。いいことだと思いますけど、それがないとダメっていう固定観念はちょっと捨てていただいた方がいい場合も多々あります。
全てのものは「ゼロベース」。なくてもやれるって思ってください。昔、延反機(生地を決まった寸法でたくさん裁断する機械)がなかった時代は生じ掛けをして切っていたでしょ。そういうことなんですよ。やればできるのね。でもこれがないとできないってやっぱ思いがちな気持ちあると思います。もうこれだけ便利になっちゃうとね。

いろんな困難がこれからあると思います。その時は、ゼロベースで、「やろうと思えばなんでもできる」っていう意識だけを持っていただきたいなという風に思っています。
これから何があるかわかりません。地震、雷、火事、親父じゃないけど、いや、人災はあっちゃいけないんだけど、なるべく無くしてほしい。
でも、天災が起きる場合、それからね、どうしようもなく機械が使えない場合とかいうことあると思いますので、そんな時はぜひ頭を使ってください。なければないなりにできます。

できないことはないんですよね。そういうように、ちょっと心の自由さ、もうスマホがないと生きていけないみたいなやり方をやめましょう。
スマホ忘れてきたら、その時はその時のやり方がありますね。ちょっと貸して!みたいなね。シャーペンないとできない。いやいや、昔鉛筆だったから。みたいな。
そういうように自由な心でね、仕事していただいて、よく工夫していただければという風に思っています。物に縛られない。そして、物を大事に扱う、後片付けをすること、この点をぜひ心に決めていただければと思ってます。

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Luke工場長

(株)アサヒ Jキルトファクトリー
千葉県野田市にあるキルトの工場の工場長です。
会社を善くしよう。やりがいのある仕事を、社会に役立つ商品を!
と日々奮闘しながら、素晴らしい仲間と共に仕事をしています。

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