2024年9月5日 第49回
後輩との関係の話でした。正直、今回の話は読みながら「分かるな!」と思うところが多々ありました。話の中で口調が厳しくなっているというところがありましたが、これは皆さんも経験があるんじゃないでしょうか。
なので、今回いい機会なのでなぜ「口調が厳しくなるのか」と考えてみました。

いくつか浮かんだのは、防衛本能、自尊心を保つため、ストレスを抱えている 仕事の状況などが伝わっているのではないかなと思っています。仕事の状況で言うと、 どう見ても忙しい人に急用じゃないことをお願いすると、聖人じゃない限り冷たい口調で帰ってくると思います。
でも、こういうことって、上司だとか部下だとか関係なく、お互いを尊重することによって未然に防ぐこともできると思うんですよ。
例えば、お願いする時に 相手の状況を考えてみるとか、誰かができるようになるまで他にできることをやってみたりとか。逆にお願いされることが多い人は、一呼吸置いて、相手の状況を考えて返答してみたり、できる方法を考えてやってみたり。
ということで、色々やり方はあると思います。
私個人的には、自分はつい言い方がきつくなったり、雑になったりすることがあるので、熱くなりすぎていると感じた時は、ゆっくり話すこと、落ち着くことを心がけています。
さて、今日の心がけは優しい口調で話しましょうでした。ですが、私は優しい口調だけでは伝わらないこともあると思っています。
危険な時や失敗してはいけない時に優しい口調すぎると、その真意だったり温度感が 伝わりづらく、同じことを繰り返してしまい、相手を余計危険な状態に連れていくことになると思います。
だから、怒るときは必要だけど、頭はクールにって気持ちは熱くしてほしいなと思います。
ただ、普段だったり、怒った後にフォローするときに優しい口調で話しかけることは非常に重要だと思っています。
それがあなたに敵意はないんだよと意思表示に繋がるとも思うからです。
口調だったり、態度、考え方は1日で治ったり変わったりするものではありません。
まずは自分で気づける瞬間を増やしていってほしいなと思います。