イチ社員が職場を変える 01【それは可能なのか?】

第1回 (初回) 何を変えられるのか?

2023年1月13日

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わたしたちが変えることができるのは「自分だけ」

ってよく言うけど、ほんとに何も変えられないの?

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わたしがこの会社を変えた!

ってハッキリ言える人ってどれだけいるんだろう?

何を変えたかにもよるのかもしれないけど、イチ会社員にそれは難しいですよね。

だから大概のことは「泣き寝入り」か逃避に走るしかない。

「嫌だったら、やりがいがないんだったら、そんなとこに長くいないで転職するべきです!」

って誰かなのあるインフルエンサーが言うのを聞いて、そうだと思い立って転職する。そんな経験はありませんか?

私の体験談から言うと、この世界に変化しないものはないと思いますよ。

だって「変化する世界」を体感しながら生きているでしょ!現代の私たちは特に。

変えられない。変わらない。は僕たちの持っている「思い込み」だよね。

だから今勤めている会社なんていくらでも変わるし。変えることは可能。

ただ、なぜ変えたいのか?絶対に変えなければいけないのか?

という確固たる理由と強い意志がないと何事も達成しない物です。

だから私は「仲間づくり」から始めました。それは変えなければいけない理由が明確になるからです。

自分を含めた働く人の未来のために活動するとき、それはたった一人の自己中心的発言・・・ではいられなくなるからです。

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何か問題が起きたとき、両成敗にすること多くない?

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日本人の特徴なのかな?弱腰の対応って社会で蔓延している?

そんな気持ちになる時ありますよね。

誰からも嫌われたくないって八方美人的になっている人を批判するあなた。

自分も決断を迫られる時、いざこざの仲裁をするとき、どっちにもいい顔しませんか?

相手が仲のいい人の時、肩を持ってあげたくなりません?

先日、妻が子供の同級生の母親同士のLINEの中で、「担任の先生のこの対応酷すぎません?子供が学校に行きたくないって言ってるんですよ!」と言うお母さんに対して返事をしないといけない場面に出会しました。

確かに先生の言い方は悪かったかもしれないけど、その子が注意されたことに反発して、授業中にトイレに逃げ込んで泣いていたと言う出来事。

私は妻と話しながら、一つは嫌われたくないからってそこには居ない先生をみんなで非難するって違うよね。

と言うことと、でも同情してほしい、わかってほしいそのお母さんの気持ちも傷つけたくない。

そこで、投げかける言葉を慎重に吟味しながらラインをした・・・と言うお話。

結果は、子供のことも客観的に見れるようになって、落ち着いたとさ。

ここでの正義は、悪口を言って同調しないけれど、傷ついた親の気持ちはしっかりと理解してあげたと言うこと。

いい顔しようとすると実は悪を肯定することになっている時が怖いっす。

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心無い正義は 諸刃の剣、それは恐怖の対象

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私は昔「ナイフ」と言われていたことがあります。

それは趣味でナイフが好きだったからではなくて、

言葉で人を傷つけることが多いって言う揶揄です。

その時の僕の言い訳「だって人の隠している欠点、ウィークポイントが分かるんだもん、攻撃するとき使わない手はないでしょ」でした。

そしてそれが進んで最終的には「正しいことを言ってるんだ。反論の余地ある?」

と正義を傘に論破というより撃破するようになってました。

まじで怖いやつ

でもその後、言葉は人を傷つけて論争に勝つためにあるんじゃないと痛感し、

「どうやって伝えるべき内容を言葉化するか」を考えるようになりました。

剣を包丁に持ち替えたと言うわけなんです。

でも、そうは思いませんか?だって、こうしてほしい!って思って強く言って、実際はやってくれないなら、それは何のために言ってるんだろう?ってなりません?

だから思うんです。結局やってもらえなくて、最終的に「言い方が悪い」と両成敗を喰らう時、「あれ、何のために言ったんだっけ?」って。

そうなんですよね。人間関係でトラブっています・・・生きづらいです・・・友達ができない・・・信じられる人が・・・

と言う人間関係の問題のほとんどは「言葉をうまく使えない」ことに原因があることがほとんどです。

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何?語学力が大切なの?国語が最も大事!?ホント?

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語彙力が低いと、自分の考えが相手に伝わりにくいとか、間違って伝わってトラブルってことは多い感じがします。

ただ、どんなに言葉を巧みに使っても、心根が悪いと結局は相手を不快にさせることってありません?

やはり大事なのは「心の引き出しに綺麗な言葉をたくさん入れておく」ことじゃないかな。

例えば、口数は少ないのに、みんなに愛される「愛されキャラ」っていませんか?

そんなに努力しているように見えないのに、人が周りに寄ってくる感じの人。

そう言う人は少ない言葉の中に聞いている人を安心させる要素があるんだと思います。

だから、結局は動機がとても大事ってことじゃないですか?

ほんとに相手のことを思ってこの言葉を言おうとしているのかをもう一度確かめて見る必要があると思う。

そうして見直してみたときに、ただただ自分がムカついていて、それを正しさにこじつけて発言しようとしていることって、人間にはままあることだと思うんですよね。

だからこそ語彙力が必要なんですよ。正しく相手に伝わるように言葉を選ぶ。それが自然にできないと、ぎこちなくなるし、誤解を招きやすい言い回しになる。

会社や周囲を変えなきゃいけない時、仲間を本気で作る時。

まずは心根を整える。そしてしっかり発言し、繰り返し語りかけ、いろんな角度でアプローチして、そして自分の言ってきたことを一つづつ実現させていく。そうしていく時、周囲から信頼や尊敬という見えないけど強い繋がりを与えられ、組織を変える力になっていくと思います。

Luke工場長

(株)アサヒ Jキルトファクトリー
千葉県野田市にあるキルトの工場の工場長です。
会社を善くしよう。やりがいのある仕事を、社会に役立つ商品を!
と日々奮闘しながら、素晴らしい仲間と共に仕事をしています。

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