イチ社員が会社を変える 15 【進化することを止めない】

第15回 2023年3月8日

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変わり続けろ!そうすると不変のものが見えてくる

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会社で仕事をしていて、大事にしていることがある。それは「変化を恐れない事」。

やっぱり、今まで通りがいいし、慣れ親しんだものが使いやすい。そんな誘惑にかられますが、それは間違い。

自動化した職場でも頻繁にメンテナンスが必要だし、取引先であればなおさら必要。さらに、今は時代が急速に変わろうとしている過渡期になっているセクションが多々あるので、それこそ観察とテコ入れは必須事項です。

人は、慣れると無駄なことも「最短・最速」で「やっている気になる」癖があると思う。中にはその慣れによって生まれる速さが尋常ではないこともあって、おいそれと触れることができないアンタッチャブル業務になってしまうことも

・・・でも、それってその人がいなくなったら大変じゃね!?案件なんです。

いま、世代交代や人の入れ替え、リモートワークなどの普及での人事考課の見直しで、この隠れていたアンタッチャブル領域にメスが入ってくると思う。中小企業なんて言うのは、かなり前からこの問題が顕在化していたが、コロナ前には黙認され、コロナ禍では後回しにされ、今現在、行き詰まりにぶち当たっている。

風通しよくしようぜ!どうせやるなら気持ちよくやろうぜ!

そういいたい。そんな泥水の浄化作業のような仕事かもしれないけど、末来を生きる人の道を整える、そんな仕事を勇気を出して始めた人は、応援されるべき。

それこそが、価値のある変化だし、価値ある仕事だと思う。今まで見えないようにカバーをかけていたものを取り払って、アンタッチャブルを変えていく「勇者」をみんなで応援し、仲間になろう。ある人は犬、サル、キジに?ある人は大長編ののび太の友のように、一緒に大海原を乗り越えてほしい。

そんな勇気がある人の価値を証明するのは「金」だと思う!

ここまで来て、ロマンスもへったくれもない事を言うけど、それを見て、経営者よ!役員よ!とにかくその勇者の上にいる人!こういう人にこそお金払ってやって!

お金は「汚い」とか言って考えないようにだけは、絶対しないでほしい。価値がある活動にはお金を集めるべきだ。そして、その対価を払われて、勇気を出した人は自分の価値を再確認する。

別に最終的にはお金だけじゃなくて、労力であったり、時間であったりするかもしれないが、最初はお金でしっかり価値を付けてあげて欲しい。

そう私は思います。

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どうしたら人は進化できるのか!?

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ダーウィンの進化論みたいなことを言うつもりはありません。

私の思う人の進化は実は「逆説的」なんだよね。それは「捨てる時、人は進化する」ってこと。

だけどここで重要なのが、捨てるべきものは一度しっかり身につけ、持っていないと捨てられないってこと・・・意味わからないか。

だから、知恵や知識、学識や経験、読書や情報収集、それら全てはとっても素晴らしいことで、やるべきことなんだけど、それをやって、自分に鎧をきせ、武器を持たせ、そう!伝説の勇者のように金ピカの鎧を着て、伝説の剣を持って、そしてそれでも乗り越えられない敵を前に絶望する必要がある。

問題はその後、その敵を撃ち倒すために 精神と時の部屋的な修行の部屋にこもって・・・ではなくて、思い切って大胆に、身に着けているすべての物を脱ぎ捨てて、真っ新な目でもう一度正面を向いてみると、実は現実は違う形に見えてくるって事があると言う話。

こんな経験がある。数回のスピーチをする機会があったから、試しに何も考えずに望んだ・・・そしたら惨憺たるもので、言葉は出てこないし、そのせいで余計緊張してみんなの視線が怖かった。そして1番の苦労はオチをつけられない・・・つまり結論を最後にまとめられないってこと。

そこで、次はメチャクチャに準備して臨んだんだよね。資料も用意したし原稿も書いた。関連資料にも目を通してメモを詳しくノートに書き出した。でもいくら練習してもなんだか味気ない・・・自分で聞いていても全然面白くない。いやむしろ眠たい。そこで、思い切ってそのスピーチの時は原稿を家に忘れていった。

そして講壇に立った時、みんなの視線が怖いって事じゃなくて、その一人一人の表情が見えている事がわかったんだ。はじめに口にした言葉から、次に何を言うかと期待する顔、例え話がわかりにくいと言う表情・・・よければ追加したし、曇れば違う例えを追加した。そして何度も書いた結論にスッと結びついた。

この時の話は聞いている人も話す自分も学びの多いものになった・・・と思うwww

要するに固執することを辞めるってこと。人は知らないうちに自分の考えに凝り固まって、現実を「曇りなき眼で」見ることができなくなっちゃうんだ。

例えば、行き詰まりにあたったとき、本気で勉強したことない人は、「自分が学識がないから・・・無学だからできないんだ・・・」ってなりやすい。

でも逆にしっかり勉強し、弁舌爽やかで・・・でもそこの凝り固まると、行き詰まったとき、「もっとたくさん勉強すれば、高名な先生に習えば・・・」と考えてしまう。だから、一度もって、更に捨てるとき本当の自由を手に入れられる。

自由な発想と思いつき、多面的な視点と着想力。それはできない人からすると人間の進化した姿に違いない。そんな自分を手に入れたいあなたは、がっつり学んで、そして捨ててみてよ!

Luke工場長

(株)アサヒ Jキルトファクトリー
千葉県野田市にあるキルトの工場の工場長です。
会社を善くしよう。やりがいのある仕事を、社会に役立つ商品を!
と日々奮闘しながら、素晴らしい仲間と共に仕事をしています。

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