イチ社員が会社を変える 35 「自己犠牲の愛」

第35回 2023年8月20日

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人生を突き詰めて考えてみると

目的達成よりも意味

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自己犠牲の愛

とても素晴らしい響きだ。ドラマチックで映画で見て涙する人多いんじゃないだろうか。

だが同時にみんなの心の中には、そんな愛は持ち合わせていない、とか自分を犠牲にしてしまったら楽しめる喜べる自分はもはや、そこにはいなくなってしまうんじゃないか?と言う疑念がついて回ってるんじゃないか?

自己実現や自己啓発をしたり、自分の生きる意味を見つけたいと思う。人々の心が、今SNSや動画の世界に溢れている。

なぜこんなことを考えたのか?それは、たくさん溢れているブログやショート動画などで、生きる意味について触れるものが最近たくさんあるように思えてきたことに起因している。

なぜだろう、こんなにもみんなが「生まれてきた意味」を知りたがっていただろうか?

決められたレールの上を生き続ける・・・時にはそれを脱線したがる・・・不良になる・・・

そんな程度だったように思う若い人たちの思考が、今は「生きること、人生を考える」思考に変化してきていると思えた。

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気がついて考え始めると

人生の色が変わってくる

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みんな自分は何のために生まれてこの世界に生きているのか、

また自分が生きた価値人の役に立ったという実感、歴史に名を残すと言う偉大なる業績、それを残して死んでいきたいと思っているのだろうか。

自分を大事にしていては、人のために死ぬことはできないと言う人がいる。

その通りだと思う。だが、同時に、じゃあそれは自分を大事にしなくても良いと言う意味にはならないんじゃないかな?

みんなが自分の生きる意味を探すと言うのと同じように、自分の命に対してしっかりと向き合っていなければ、自分の人生に対して正面向いて向き合っていなければ、人のためにその「大事な自分」を犠牲にすることもまたできないんじゃないかな。

だから結論はその矛盾した点にあるんだよ。

人のために自分を犠牲にする事は、自分をしっかり見つめて、人生の意味を問い正すことから始まるんだと思う。

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どうしたら見つかるんだ

人生の輝き

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20年、30年前とは生きている人々の思考が違うように見える。

与えられたレールの上をただただ歩いて行こうとする人生それでも成功できた。

昔の日本…でも今は違う。そんな生き方をしていては生きていくことさえままならない。いや生きていくことができる社会保障や生活保障されるかもしれない。でも生きた屍のように生きていくしかない。

生きる意味が欲しい。生きる。活力が欲しい。生きるエネルギーが欲しい。それは安定という名の、何事もない世界からは少しも生まれてこない。

それは冒険からしかやってこない。それは挑戦からしかやってこない。そしてそれは何か大事なものをかけて戦うときにこそ得られるものなんじゃないだろうか。

だから今の時代の人々はこの安定した社会の中で…いや、安定した様に見える社会の上で冒険をしようと思ってチャレンジをしようと思っている。なぜなら心が乾いているからさ。

だから今の時代は魂が乾いていると言えるのではないか。喉は実際に乾いていない。お腹は実際には減っていないだけども、生きる。活力が湧いてこない。その時本当の言葉の意味に気づくんじゃないだろうか誰かのために犠牲になるっていうのは自分の命が無駄になるって言うことでは無いことに。

何かのために命をかける事は、自分が苦しくなることだけじゃないってことに。そうやって生きる時にこそ今の時代の若い一人一人が求めているエネルギーや活力、そして湧き出る、命、仲間、前向きなポジティブな、そういう力が湧いてくる人生が躍動する瞬間なんだと私は思う。

Luke工場長

(株)アサヒ Jキルトファクトリー
千葉県野田市にあるキルトの工場の工場長です。
会社を善くしよう。やりがいのある仕事を、社会に役立つ商品を!
と日々奮闘しながら、素晴らしい仲間と共に仕事をしています。

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