第23回 2023年9月6日
「自然の摂理に学ぼう」という今回のテーマですが、自然の摂理だと、弱肉強食や絶滅なども自然界ではあり得ると思いますし、全てが人間の感情で受け入れられるものではないと思います。ただ、学ばないといけないのは、自然界は共生するものたちが残っているって事です。
今回の話に、日本の葛(くず)が、アメリカでは侵略的外来種として登録され、危険で在来種に対して悪い影響を及ぼすとされている点です。
え!?日本のものって弱いイメージ〜とかいう人がいたら、黙ってください。日本人は海外の人から見たら結構怖い人種ですよ。我慢強いし、何を考えているか分かりにくいし、粘りに粘って、最後に首を掻き切る?的に思われているかもしれませんよ!(笑)
という冗談はさておき、そもそも生きていた環境では、競争があるので、成長をある程度抑制されてバランスが保たれていますが、海外などに行くとそれがないために繁殖力のみが強調されてしまうって事です。特に散歩して川沿いを見てください。草木や鳥たちが綺麗・・・うん??・・・亀多くね!??って思うはず。そうです。ミドリガメ(ミシシッピアカミミガメ)が大量にいますよ。そして甲羅干ししています。これはお祭りやホームセンターなどでペットとして購入して、飼いきれなくなって廃棄した亀が繁殖したものだろうと思います。
その生命力と、外敵の少なさから繁殖しまくったんでしょう。また有名なのにはダム湖などに生息するブラックバスなどがありますよね。
私たちも海外で商品を販売しようと頑張っています。その時に、ブルーオーシャンだから、売れまくる〜とか思って、自分たちのことだけを考えた商売をしてしまう時、危険な外来種と思われる可能性もあるってことだと思います。大事なのは共生です。使ってもらう人のことを一生懸命に考える。メリットをしっかりと提供する。そして一緒になって成長する。そういう関係を築くとき、私たちは海外でも危険外来種ではなくて、「友」と呼ばれるようになると私は考えています。