第25回 2023年9月21日
今回の話は自転車のルールを守ると言うことでした。
交通法規をしっかり覚えている人も少ないかもしれないですが、私たちがルールを守るのは、自分のみならず周囲の人の安全を考える心があって初めて成り立つものです。つまり共感性がない人はルールを自分好みに変えたり、守らなかったりする傾向があるかもしれないと言うことですよね!?
さて、会社にもルールがあります。
これを守ろうとする気持ちも実は根源は同じだと思います。周囲の人のことを考えられる心の余裕、共感性、仲間だと思えるコミュニケーションがしっかりあって初めて、ルールを守って、みんなの安全を確保しようと思えるんでしょう。
この工場で私が課しているルールは大きく3つしかないです。
1. 製造に集中する。
生産効率が良く、正確で綺麗な商品を、一枚でも多く作ろうとすること。そのように努力することを求めています。
2. 安心安全な職場
物理的安全はもとより、精神的な安全も確保できる職場にしようと言うものです。
そしてそのために必要なことが「傾聴力」です。これは40年前から言われていると思うことですが、機械などの不調時にも異音がします。それを聞き逃さない事が大切です。早い段階で気づければ、大事故には至らないと言う事が多々あります。そして、人の声をしっかり聞くことで、相手の状態に気づくこともできるのです。
3. コミュニケーション
何に対してもそうですが、一人でできる仕事というのはそう多くはありません。特の当社のような会社では協力なくしては成り立たないのが事実。だから、仲間と協調して仕事をしないといけないので、報連相は欠かせませんよね。
それ以外は、好きにしていいんです!裁量権も最大認めています。その中で楽しく仕事をしてほしい。仕事をする喜びを味わってほしい。
そういう心が持ている人は、ルールを守るしみんなの安全を守れます。それが交通法規の前に必要な心構えなんだろうね。