朝礼メッセージ 39 「後継者たちのスピーチ⑤」K課長Vol.2

2024年7月23日 第39回

「怪我の巧妙」というタイトルなんですが、どういう意味か知ってますでしょうか。私は詳しくは知らなかったので調べてみました。
失敗や過ちが偶然幸福に転じるという意味らしいです。またね。「怪我の功名」を調べていたら、似たような言葉を発見しました。
「災い転じて福をなす」という言葉です。これの意味は災難を生かして幸福を手に入れるという意味でした。

似ているけど何が違うのかというと、怪我の巧妙というのは、何もせず失敗が偶然に幸福になるということで、災い転じて福をなすという言葉は、失敗をした後、 努力や工夫をして幸福を手に入れるということです。失敗した時に偶然に幸福になるか、 努力や工夫をして幸福にするかの違いとなっております。

失敗や過ちが毎回毎回偶然幸福になるなんてことはありません。偶然に幸福になる確率は極めて低いと思っております。
1番理想的なのは失敗や過ちを犯さないということですが、そんなことはあり得ません。全てがパーフェクトな人間はこの世にはいません。
私もこの場にいる皆さんも何度も失敗をしてしたことがあるのではないでしょうか。私たち人間は失敗や過ちというのは必ず起きてしまいます。

その時にどのように対応するかでその後のことが大きく変わってきます。
怪我の功名のように、失敗したことに対して何も考えず、何も行動を起こさないで 偶然に良い方向になること、それをただただ待っている場合は、幸福になる確率が低くなってしまいます。

また、そのような心構えでは、人として成長する機会を失い、何度も同じような失敗を繰り返してしまう愚かな人間になってしまうのではないかと思っております。
また、その反対で、災い転じて不幸をなすのように、失敗に対して、なぜ失敗したのか、どうすればいいのか、 ここを直していこうと考え、工夫をし、失敗を良い方向に持っていくことで、自分自身のスキルアップ、また自信にも繋がっていき、失敗を恐れずにチャレンジするという精神が育まれ、人として成長していくことだということかと思います。

K課長

皆さん、程度はありますが、失敗はしてもいいんです。失敗を恐れて何もしなかったり、失敗に対して対応しないことがいけないことなので、 失敗を恐れずどんどんチャレンジしていきましょう。失敗しても被害が最小限になるように何度もチャレンジをすれば必ず成功への道が見えてきます。

また、今、株式会社アサヒも1つの節目を迎えております。偉大な先輩方が5人も定年を迎え退職されて、次世代の新たな朝日に生まれ変わ変わろうとしています。これから主力となる皆さん、 失敗を添えて何も行動しなければ、アサヒは成長せず衰退していってしまいます。

そうなると先人に顔向けできません。また、私たちの次の世代にバトンを渡すことができなくなってしまいます。
たとえ失敗しても、社長や工場長、またアサヒで働く全員が必ずフォローをしてくれます。
失敗を恐れずチャレンジをし続けて、自分も会社もみんなで成長できるようにやっていきましょう。以上です。

ルーク工場長 イラスト

ルーク工場長から

感動・・・涙が(´;ω;`)・・・

その通りですね。今日の一言から、ここまで読み込み、自分の考えをしっかり交えた内容で、皆にも考えさせる素晴らしいスピーチでした。こうして自身も発言する原稿を作ることから学んで行ってもらえることを祈っています!

Luke工場長

(株)アサヒ Jキルトファクトリー
千葉県野田市にあるキルトの工場の工場長です。
会社を善くしよう。やりがいのある仕事を、社会に役立つ商品を!
と日々奮闘しながら、素晴らしい仲間と共に仕事をしています。

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