朝礼メッセージ 73「無心の力、未来を拓く」

2025.7.4 第73回

今日は「無心の境地」についてのお話でした。

無心とは、過去の経験や知識にとらわれず、偏見や先入観から解き放たれた、雑念のない純粋な心で物事に向き合う状態だといいます。

もちろん、私たちがこれまでに積み重ねてきた経験や知識は大切ですし、それは会社にとっても大きな財産だと思います。でも、それだけに頼ってしまってはいけない。過去のやり方をただ繰り返しているだけでは、助けにはなっても、成長にはつながらないこともあります。

私がいつも思うのは、「経験を活かす」とは、ただ同じことを繰り返すことではなく、過去の出来事をいろんな角度から見直し、ときには応用してみること。そして、新しい考え方で今や未来に挑戦してみることが、本当の意味での“成長”につながるのではないかということです。

特に、新しいことに対して無心、つまり純粋な気持ちで取り組むことで、それが会社の大きな力となり、前進の一歩になる。そう考えると、何か新しいことを考えるのがちょっと楽しくなりませんか?

さて、今日の心がけは「とらわれない心を目指しましょう」というものでした。

でも、「とらわれない心」ってどうすれば手に入るのでしょう?
パチンと指を鳴らしたら心が入れ替わる…なんてことは、現実にはありませんよね。

じゃあどうすればいいのか。少し調べてみたので、ここでいくつかご紹介します。


1つ目は、新しいことに挑戦すること。
普段やらないことにチャレンジすることで、新しい視点や価値観が生まれます。

2つ目は、日記を書くこと。
日々の感情や思考を客観的に振り返ることで、自分の内面に気づきやすくなります。

3つ目は、読書です。
他の人の考えや生き方に触れることで、自分とは違った価値観を知り、視野が広がります。
これは、普段あまり話さない人と会話してみることでも、同じような効果があるかもしれません。


もし「少し変わってみたい」「改善していきたい」と思う方がいたら、ぜひやってみてください。もしかしたら、昨日より少しだけいい一日が過ごせるかもしれません。

そして、何よりも大切なのは――「完璧じゃなくていい」ということ。
とらわれない心を目指すといっても、一朝一夕にできるものではありません。

だからこそ、今日ちょっとだけ視点を変えてみる、昨日とは違う選択をしてみる。
それだけで十分、大きな一歩なんです。

「無心の境地」とは、何も考えないということではなく、柔軟に、素直に、そして誠実に物事と向き合う姿勢だと思います。

小さな挑戦が、自分の内側を少しずつ変えていく。
その変化を楽しみながら、今日の自分の心の持ち方が、明日の自分を変えていく――そんな気持ちで、一日を過ごしていきましょう。

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Luke工場長

(株)アサヒ Jキルトファクトリー
千葉県野田市にあるキルトの工場の工場長です。
会社を善くしよう。やりがいのある仕事を、社会に役立つ商品を!
と日々奮闘しながら、素晴らしい仲間と共に仕事をしています。

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