朝礼メッセージ 91「耳を傾け、心を開ける職場」K課長

2025.7.30 第91回

「話しやすい職場環境」と聞いて、皆さんはどんな職場を思い浮かべますか?
思ったことをすぐに口にできる、困ったときに気軽に相談できる、そして誰かが必ず耳を傾けてくれる――そんな職場ではないでしょうか。

こうした環境をつくるには、「話す側」と「受け取る側」の両方の姿勢が大切です。
話す側は、感情的にならず、伝えるべきことを分かりやすく話すこと。
受け取る側は、否定から入らず、まずは「聞く」「受け止める」姿勢を持つことです。

自分の意見を言える職場には、多くのメリットがあります。
作業の無駄が見つかりやすくなり、チームの連携も良くなります。
現場の改善がスピードアップし、全体の生産性向上にもつながります。

もちろん、意見がぶつかることもあり、人間関係に亀裂が生じる場合もあります。
だからこそ必要なのが、「安心して話せる空気づくり」です。
誰かが発言したときに、すぐ茶化したり否定したりせず、「なるほどね」「そういう考えもあるね」とひと言添えるだけで雰囲気は変わります。

また、みんなの前で話すのが得意ではない人もいます(私もその一人です)。
大切なのは、正しい意見や完璧な言葉ではなく、「まずは言ってみる」こと。
話す経験を少しずつ積み重ねることで、自信が生まれます。
聞く側も「話してくれてありがとう」と受け止めることで、徐々に話せる人が増えていきます。

私たち一人ひとりの意識で、職場の空気は変えられます。
誰かの言葉に耳を傾けること、自分の言葉を恥ずかしがらずに伝えること――
その積み重ねこそが、「話しやすい職場」をつくる第一歩です。

今日も、お互いに気持ちよく話し合える一日を意識して過ごしましょう。

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Luke工場長

(株)アサヒ Jキルトファクトリー
千葉県野田市にあるキルトの工場の工場長です。
会社を善くしよう。やりがいのある仕事を、社会に役立つ商品を!
と日々奮闘しながら、素晴らしい仲間と共に仕事をしています。

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