2025.9.5 第108回
今日の心がけ「知るきっかけを作りましょう」
今日は環境問題についてのお話でしたね。
私自身も小学生の頃、リサイクルセンターを見学したことがあります。その時は正直、友達と話していて半分くらいしか聞いていませんでしたが、それでも「ゴミを分別するのは大切なんだな」と思うきっかけになりました。こうした体験が、小さくても行動につながるのだと思います。
さて、環境問題という言葉はよく耳にしますが、皆さんはどんな問題を思い浮かべますか?
地球温暖化、海洋汚染、大気汚染――こうしたものが代表的ですね。
その中で、意外と詳しく知られていないのが「マイクロプラスチック汚染」です。
マイクロプラスチックとは5ミリ以下の小さなプラスチック片のこと。ペットボトルやビニール袋が割れて細かくなったり、合成繊維の衣類を洗濯する際に出る繊維くずが下水を通って海に流れ込んだりして発生します。
実は海だけでなく、私たちの飲む水道水や、食卓に並ぶ魚介類の体内からも見つかっているそうです。目に見えるごみは拾えますが、見えないごみは知らず知らずのうちに私たち自身に返ってくる――「見えない問題ほど怖い」と感じました。

工場でも、気をつけていてもプラスチックは出てしまいます。すぐにゼロにはできませんが、
「紙で代替できないか」
「再利用の仕組みを作れないか」
と考えることが、未来の環境を守る一歩になるのではないでしょうか。
そして今日の心がけ「知るきっかけを作りましょう」。
考えてみると、私たちが毎朝行っているこの3分間スピーチそのものが「知るきっかけ」になっています。環境問題に限らず、皆さんが勇気を持って準備し、話してくれることが、仲間に新しい気づきを与えているのです。これは素晴らしいことだと思います。
これからも小さな“知るきっかけ”を大切にしながら、一緒に成長していきましょう。