2025.10.6 第119回
今日のテーマは「食事の挨拶に敬意を持ちましょう」でした。
「いただきます」についてのお話がありましたが、今日はその後の言葉――「ごちそうさま」の由来についても触れたいと思います。
「馳走」とは、走り回って食材を集め、手間ひまをかけて料理をしてもてなすこと。
つまり、「ごちそうさま」とは、その手間と心をかけてくれた人への感謝の言葉なのです。
日常の中で何気なく口にしていますが、そこには“人への敬意”が込められています。
さて、挨拶といえば、食事だけでなく、私たちの仕事の中にも欠かせません。
「おはようございます」「お疲れさまです」「ありがとうございます」――
どれも短い言葉ですが、人と人をつなぐ大切な“架け橋”です。
しかし、その挨拶を何となく口にしてはいませんか?
たとえば、相手の顔も見ずに小さな声で「おはようございます」と言っても、それはただの音になってしまいます。
けれど、相手の目を見て、心を込めて言えば、その一言に「敬意」と「信頼」が宿ります。

挨拶には、「あなたを大切に思っています」というメッセージが込められています。
しっかり挨拶ができる人は信頼を得やすく、チームの雰囲気も自然と明るくなります。
逆に、無言で通り過ぎるような環境では、どこかギスギスした空気が漂ってしまいます。
さらに挨拶は、相手だけでなく、自分にも良い影響を与えます。
明るい声で「おはようございます」と言えば、自分の気持ちも自然と前向きになります。
心理的にも、挨拶は一日のリズムを整える効果があるそうです。
「敬意を持つ挨拶」とは、特別なことではありません。
ただ、相手を思いやり、感謝の気持ちを込めて言葉を発すること。
それだけで、職場全体の空気が柔らかく、温かくなります。
今日から改めて、挨拶に心を込めてみましょう。
それが、より良い職場づくりの第一歩になると思います。





