2025.12.10 第154回
皆さん、おはようございます! 今日の心がけは『心に空所を持ちましょう』です。
「心に空所を持つ」という考え方、実は古くから禅の世界で大切にされてきたそうですね。特に、臨済宗という中国から伝わった座禅を中心とした修行をする宗派の、名僧・白隠禅師(はくいんぜんし)が語っていたことで知られているんです。
白隠禅師は江戸時代の人なんですが、「忙しい時こそ呼吸を整えて、心にゆとりを作りなさい」と教えていたそうです。時代は違っても、この言葉の意味は、現代の私たちにもぴったり当てはまると思いませんか? 仕事や家庭のこと、人間関係で心がパンパンになっちゃうと、冷静な判断ってなかなか難しいですよね。だからこそ、心にゆとりを作るって本当に大切だなぁ、と感じます。

じゃあ、「心に空所を持つ」って、具体的にどういうことなんでしょう?
例えば、何かトラブルが起きた時、「どうしよう!」って焦っちゃうのではなく、一度深呼吸をして、気持ちを落ち着ける時間を作ってみる。 スケジュールや作業工程を詰め込みすぎず、たった5分でもいいから時間を取れば、ミスや勘違いを防ぐことができるかもしれません。
私自身も、以前は予定をパンパンに入れすぎてしまって、お願いされたことも後回しにして、結果的に「あれ、忘れてた!」なんてことが何度かありました。でも、ほんの少しの時間を作る意識をしてみると、急なトラブルや依頼にも落ち着いて対応できるようになって、結果的に仕事の流れがスムーズになることが増えたんです。 この「心の空所」って、まさに「余裕」そのものなんだなぁ、と思います。
そして、この心の空所は、会社にとっても大きな利益につながるんですよ。
まず、ミスや事故の防止ができます。焦りや予定の詰め込みって、判断ミスの最大の原因ですよね。少しの余裕があれば、確認の時間が生まれて、品質も安全もしっかり守ることができます。
次に、人間関係が柔らかくなります。余裕がないと、ついついキツい言い方になったり、小さなことでイライラしちゃったりすること、ありませんか? 心に空所があると、相手の言葉や状況を受け止め方が穏やかになって、結果としてコミュニケーションが良くなり、作業も円滑に進むんです。
そして何より、心に余裕があると改善の発想が生まれてきます。 余裕がないと、新しい工夫や気づきってなかなか出てこないですよね。ほんの少しの余裕が、職場の効率化や品質向上につながっていくんです。
「忙しくて余裕なんて持てるわけない!」っていう気持ちも、すごくよくわかります。でも、だからこそ、忙しいときほど、あえて「一呼吸置く」ということを意識してみませんか? その小さな空所が、私たちの仕事にも、生活にも、きっと大きなプラスをもたらしてくれるはずです。心に少しでもいいので、余裕を持つようにしてみましょう!





